受付時のお願い 〜お洋服の状態を教えてください〜

ドライクリーニングを行います

当店では、ドライクリーニング前に1着ずつ丁寧に検品を行い、ほつれや破れなどの状態を確認しています。確認後、専用のドライ機にて洗浄を行います。

お洋服の状態についてお客様との確認が取れていない場合は、一旦保留とし、ご連絡の上で洗浄を進めております

ただし、お急ぎ品については、確認前に洗わせていただく場合がございます。その際は、汚れについてもできる限りの処理で対応させていただくことをご了承ください。

洗浄は、ご依頼いただいたコース内容に合わせて、洗い時間・回転数・衣類の量などを細かく調整し、最適な方法でスタートいたします。

乾燥工程に入ります

クリーニング後の乾燥工程も、コースによって方法を変えております。

🌸おすすめは「ラブリーコース」「デラックスコース」の静止乾燥

静止乾燥は、衣類をハンガーに吊るした状態で行うため、摩擦による生地の傷みやボタン割れのリスクを大幅に軽減できます。
大切なお洋服やデリケートな素材には、こちらのコースがおすすめです。

💨スタンダードコースは「タンブラー乾燥」

一般的なコインランドリーなどでも使用される**回転式の乾燥機(タンブラー乾燥)**を使用しています。
こちらは乾燥効率が良い反面、ボタンや装飾品に負荷がかかる場合があり、破損のリスクがございます

※スタンダードコースでのボタン割れ等については、不可抗力としてお預かりしております。破損したボタンは、有料にて似たボタンへの交換はしております。
心配な場合は、あらかじめボタンを外してご持参いただくか、静止乾燥使用の「デラックスコース」等をご利用ください。

仕上げの工程に入ります

洗浄と乾燥が終わったら、いよいよ仕上げ(プレス)の工程に入ります。
シャツ・ズボン・ジャケットなど、衣類の形や素材に合わせて、一つひとつ異なるプレス方法で丁寧に仕上げていきます。
また、選ばれたコースによって、仕上げの内容も変わってまいります。


◆ スタンダードコース

人体仕上げ機という専用の機械で、衣類の形に沿って一気にプレスを行います。
その後、襟や袖などの細部は手作業で整えますが、スピード重視のお急ぎ仕上げとなります。


◆ ラブリーコース

職人が専用器具を使い、細部まで丁寧に手仕上げを行います。
シルエットや風合いを大切にしながら、やさしく美しく整えるコースです。


◆ デラックスコース

ラブリーコースよりもさらに丁寧に、衣類の形や立体感を見ながら、部分ごとにじっくりと手仕上げを行います。
高級素材や大切な一着におすすめのコースです。


◆ ビスメンテナンスコース(Bis Maintenance)

“100%を目指す”特別なメンテナンスコースです。
時間と手間を惜しまず、一着ずつ時間をかけて繊細に修復・仕上げていきます。
お預かり期間は目安として1〜2ヶ月ほど。
特別な思い入れのあるお洋服や、再生させたい一着にご利用ください。

最終チェックと包装について

仕上げが完了したら、最後にスタッフが一枚一枚丁寧に検品を行い、お渡しの準備をします。
仕上がりは、受付時にご指定いただいた形で包装いたします。


【立体仕上げ(ハンガー仕上げ)】

◎ そのまま着られるシワのない仕上がり
◎ クローゼットでの保管におすすめです


【たたみ仕上げ(+50円)】

◎ タンス収納に便利
◎ 出張・旅行時の持ち運びにもおすすめ
◎ ニットなど、ハンガーで伸びやすい素材にも最適です


※ご指定がない場合は、基本的に立体仕上げでのお返しとなります。
ご希望がある場合は、お預け時にスタッフまでお気軽にお申し付けください。

仕上がり品のお受け取りについて

ご来店時に、仕上がりのお洋服をご確認の上、お受け取りください
もし「ここをもう少しこうしてほしい」といったご要望がございましたら、内容に応じて有料コースにて対応可能な場合もございますので、お気軽にご相談ください。

※しみ抜き料金は、基本的に仕上がり時のお会計となります。


【ラクそう 配達サービス】

お店まで行くのがむずかしい方には、便利な**「ラクそう」配達サービス**もございます。
スタッフがご自宅までお預かりに伺い、仕上がり後もお届けいたします。

  • 配送料金:550円(税込)
  • ご利用には事前のご予約が必要です
  • ※ラクそうでは、店頭での割引サービスはご利用いただけません

お仕事や育児でお忙しい方、ご高齢の方にもご好評いただいております。ぜひご利用ください。


ドライクリーニングとは、水を使わずに、油を原料とした有機溶剤で衣類を洗うことです。
お家のお洗濯は、水を使いますね。でも水で洗うことで、型崩れが起こったり、縮んでしまうお洋服。ウールやカシミヤは風合いが変化したりしてしまうお洋服があります。
しかし、ドライクリーニングでは、そういったことが起こりにくく、比較的安心に洗えるんです。
お家のドライコースと混同してしまっている方がいますが、まったく違うので注意してください。
また、油性の汚れを落とすのは得意ですが、水溶性の汚れを落とすのは、得意ではありません。そういった場合は、汚れの被膜をドライで取り除いて、更に水洗いをしてあげましょう。

・ドライクリーニングに向いている衣類

・ウール、シルク、カシミヤなどの動物性繊維を使った素材のもの
・スーツやコートなどの水洗いできない衣服
・縮みが出やすいレーヨン素材などの衣服
・デザイン性の高いお洋服

やまとうクリーニングのドライクリーニングは?

当店では、たくさんの衣類をお預かりする中で、よりきれいな有機溶剤で洗浄していきたいと思い、最新の機械を導入いたしました。
有機溶剤は水のように廃液できないため、使うたびにフィルタを通して新液の状態にもどして再利用します。
フィルタを通すことでかなりきれいな状態になるのですが、当店では更に蒸留機を使用しろ過することで、フィルタで取りきれなかった細かな汚れや不純物を取り除いています。こうした管理が行き届いた溶剤を使用することで、衣類へのダメージを抑えつつ、高品質なクリーニングが可能となりました。